収益力を考えた時の賃貸マンション理想の広さと間取り
収益物件として賃貸マンション・アパートを建てるにあたって
オーナー様の悩みは尽きることがないでしょう。
ひとつ私からアドバイスさせていただけるのでしたら、エリアにもよりますが
一般的には広さ40平米以上、間取りは1LDKをおすすめします。
リッチな単身者はもちろん、新婚さんや夫婦と幼児の世帯など、幅広い入居者が見込めるので
あらゆる年齢層や家族構成に対応できます。
この層をターゲットにすれば、入居者としてのマナーが良いという面もあり、賃貸物件として
管理しやすいと、私は経験上感じます。
セキュリティや設備面を充実させる
この1LDKタイプのターゲットとなるのは、リッチな単身者ですが、おもに女性が多いため
セキュリティ面を特に重視する必要があります。
オートロックはもちろんのこと、防犯カメラの設置等が必要不可欠です。
設備面としては、システムキッチンや浴室乾燥機なども欠かせません。
新婚さんの入居も視野に入れ、また将来の競争力を考えると、リビングは12畳近くは欲しいところです。
リビングに広さを求める傾向は、今後も強くなってくることは確実です。
そうなるとやはり40平米は必要となってきます。
ただ、土地の形によって、なかなか40平米も取れない場合もあるかと思います。
それでも最低でも35平米は欲しいところです。
40平米を超えるメリット
もちろん、広さが50平米、60平米と広くなるにしたがって入居募集には有利になります。
ただ、建築費がかさむ割にはそれに見合う賃料が取りにくくなります。
60平米の場合、40平米の賃料の1.5倍取れるかというとそんな訳もなく、
せいぜい1.3倍から良くても1.4倍といったところです。
目先の利回りより、長期に渡っての収益力をお考えになる方には
できるだけ広い間取りを取られることをおすすめいたします。