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(3)寂れていく商店街の活性化をいかに?

なぜ商店街の再生が必要なのか?

 

 

こうした現状を踏まえ、商店街を再生させる取り組みは、

地方都市の未来にとって非常に大きな意味を持つと思うのです。

 

近年では都会での子育てや生活コストに限界を感じる若い世代の間で、

地方での暮らしが見直されつつあるようにも感じます。

自然の中での生活や地域コミュニティに価値を見出す人が増えてきました。

 

しかし、その地方に「買い物が不便」「町に活気がない」といった問題があれば、

移住への一歩はなかなか踏み出せません。

 

だからこそ、商店街という “生活の場” をもう一度見直し、暮らしの拠点として再生させることが

地方への移住促進や定住支援にもつながるのではないでしょうか。

 

 

 

私の提案:街に新しい価値を加える

 

 

商店街活性化のためには、まず若者や子育て世代が興味を持つような店舗を増やすことが鍵です。

 

リモートワークに対応したカフェスペース、地域特産品を活用したクラフトショップなど

「行ってみたい」「体験してみたい」と思える場所が増えれば、人は自然と集まってきます。

 

また、「住まい」と「商い」の連携も重要です。

 

例えば、空き店舗をリノベーションして住居兼店舗として若い世代に貸し出すなど、

暮らしとビジネスが一体化した町づくりも可能です。

 

さらに外部との連携も欠かせません。

 

移住促進制度や起業支援、IT企業とのコラボ、大学・専門学校との連携など、

外から人を呼び込むための仕組みづくりが必要です。

 

 

商店街の未来は「昭和のレトロの懐かしい場所」で終わらせるのではなく

「これからの暮らしの拠点」として生まれ変わるべきです。

 

 

地元に住む人々やその場所を訪問する私たち一人ひとりが

「少し不便でも地元で買い物をしよう」「小さなお店を応援しよう」と

意識することがじわじわと町に元気を取り戻す力になっていくのだと思います。

 

 

柳ヶ瀬商店街が今後どのように再生されていくのか、私も見守っていきたいと思っています。

 

 

次回訪れるとき、また新たな変化が見られることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)寂れていく商店街の活性化をいかに? … 終わり

 

 

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