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(2)インバウンドを地方都市にも〜鉄道と観光資源で未来をつなぐ〜

「オーバーツーリズム」の問題が現実のものに・・

 

 

一方で、弊社は大阪城の近くに事務所を構えておりますが、大阪城の外国人観光客はコロナ以降急増しており

入場するのに40分近く待たされるという事態です。

 

先日も東京へ出張しましたが、予想していたとはいえ、外国人観光客の多さに驚かされました。

 

浅草や渋谷、各ターミナル駅や車内の混雑が、外国人観光客によって際立っている状況でした。

 

京都の神社仏閣も同様で、観光地はどこへ行ってもインバウンドで賑わっており、正直「ここまで来たか」と驚いたほどです。

 

地域によっては住民が日常生活に支障を感じるレベルで、ホテルの宿泊費は高騰し、公共交通機関も混雑が常態化。

 

いわゆる「オーバーツーリズム」の問題が、現実のものとなっています。

 

 

 

 

 

 

これだけ東京・大阪・京都に集中している観光客を、うまく地方に分散できないものでしょうか?

 

鉄道が大赤字で存続が危ぶまれている北海道の釧路、稚内、網走といった地域には、

世界遺産の知床半島、摩周湖や阿寒湖、大雪山のような自然美が広がっています。

 

さらに、地元ならではの新鮮な魚介や郷土料理は、外国人観光客にも魅力的に映るはずです。

 

こういった「地方の宝」を、もっと海外の人々に伝え、訪れるきっかけをつくるべきだと感じています。

 

特に鉄道は、観光の導線として非常に優秀です。

 

移動そのものが「体験」になり、景色を楽しみながら目的地に着く。しかも環境にも優しい。

 

日本の地方鉄道は、ただの移動手段ではなく、地域の物語を紡ぐ存在だと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

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