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(2)資材置き場で貸したはずの土地にいつの間にか小屋が!?

トラブルの回避方法 ~早期対応が最も重要~

 

今回、借主がすぐに撤去に応じたため大事に至りませんでした。

 

しかし、もし放置していた場合、裁判に発展していた可能性も十分にあります。

 

このようなケースでは、トラブルを避けるため次の点に心がける必要があるでしょう。

 

◆ 契約内容(使用目的)の明記

◆ 現地の定期的な確認

◆ 違反行為への早期の抗議と是正要求

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の信頼できる不動産業者とタイアップの必要性

 

今回のこのケースのように、物件が遠方にあり頻繁に見に行くことができない場合、

地元の信頼できる不動産業者とタイアップする必要があるでしょう。

 

管理契約を結び、定期的に物件を巡回してもらう必要があるかと思います。

 

弊社の経験ですが、遠方物件で目が行き届かない場合のトラブルとして次のようなものが挙げられます。

 

《草木が生い茂って近隣からの苦情》

これは、当然土地の所有者が対処する必要があります。

定期的に業者にお金を払って草刈りが必要です。

放置すると近隣との間でトラブルに発展するだけにとどまらず、

草木が大木へと生えかわり、撤去にかなりの費用がかかることもあります。

 

《いつの間にか、境界の塀や杭をこわされ隣地からの越境物が侵入していた》

これも、放置すると隣地との境界争いが生じる可能性があります。

 

《ゴミや産業廃棄物が勝手に捨てられる》

これも放置するとゴミ捨て場としての既成事実ができあがり、近隣の人のゴミ捨て場となり、

その処理に莫大は費用がかかります。特に産業廃棄物などを捨てられると処理が大変となります。

 

 

 

まとめ

 

土地を貸す際には「まさかそんなことまでは起こらないだろう」という油断が思わぬトラブルを招きます。

 

特に「建物が建てられた場合のリスク」は非常に大きいため、契約時の明記と管理・監視体制の徹底が欠かせません。

 

 

 

 

 

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